
昨日は、毎年恒例の【第38回小平町・町民芸術祭芸能発表会】。私は第30回からお手伝いさせていただいている。
文化の日近くの日程で行われているきっと、どこのマチでも行われている行事だ。町内のカラオケや舞踊、大正琴などのサークルや各種団体さらに、幼稚園児や小学生が、日頃の活動の成果を発表する良い意味での【大人の・町の・学芸会】だ。
これが、しっかり【エンタテイメント】として成立しているのだ。
舞台に立つ出演者が、キチンとしている。ちゃんとお客さんを楽しませることを考えているし、出ハケも含めて、格好良く、ダラダラしていない。三時間を越えるプログラムに隙が無く、メリハリがあり、お客さんを飽きさせないのだ。
小平町は、人口4千人ほどの小さな町だが、【舞台芸術】に対する意識レベルは非常に高い。隣接する管内唯一の【市】である留萌より上だと思う。
もしかしたら、昔からそういう風土環境があったのかも知れないが、私の知る範囲では、それを牽引、町民を引っ張っている中心は写真を載せた【小平太鼓 麓龍】だ。
結成19年。大人の部と、小学三年生から中学生までのジュニアの部で構成されている。立ち上げから【魅せる太鼓】【楽しめる太鼓】を意識していて、その向上心と真剣さが高いレベルの太鼓集団を作り上げた。北海道内でも有数の団体だ。
今回も素晴らしい舞台だったが、特に驚いたのが、ジュニアの成長だ。
今年五月にも見ているのだが、この半年たらずで素晴らしく成長していた。悪く言えば、太鼓を叩いていただけに感じていたのが、ちゃんと太鼓で表現されていたのだ。
どれだけの指導がされ、彼らが頑張ったのか。それを思うと感動した。
しっかり【舞台に立つ責任】が子供たちの中に植えついたんだと思う。
そんな【小平太鼓 麓龍】を身近で見ている町民の人達が、その影響をちゃんと正当に受けているのだ。
みんなが【舞台に立つ責任】を知っている町は凄いよ!
そして この話はまた今度にさせてもらうが、この町は【舞台を作る責任】も知っている。
そんな、【舞台芸術】に対する意識の高い人達から仕事の声をかけていただけるのは、本当に嬉しい。
by KEN
posted by Kプロ スタッフ at 11:48|
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